デザインで「ヒアリング」が大事な理由
デザインをする際に、大事なことはなんでしょうか?
キレイ、かっこいい、かわいいというイメージを
正確に伝えること?
もちろん、それも大事ですが、
一番大事なのは、しっかりとした「ヒアリング」です。
なぜ、ヒアリングが大事なのか?
最近、改めて感じることは「ヒアリングの大事さ」です。
なぜなら、お客様はお客様自身を客観的に見ることが難しいからです。
とあるお客様の事例
会社案内のリーフレットを制作することになりました。
お客様の方で、ラフ案となる
原稿とキャッチコピーを考えてきてくださり、
これをそのまま使ってもいいですとお申し出がありました。
デザイナーにとっては、原稿やラフ案のベースがあれば、
文章作成や校正の手間がいりませんから、作業も軽減され、
費用もお安くできます。
しかし、頂いた原稿を読んでも、事業のイメージが湧かない。
本当にこれでお客様に伝わるのか、
本当にこれが伝えたいことなのか疑問に感じました。
そこで、「ヒアリング」をご提案し、
順序立てて、お客様のゴールを確認する作業を進めました。
その結果、「一番大事なのは、こっちだった!!」
と、お客様ご自身で、本当に大事なことは何なのか
その答えを導き出すことができました。
自分で自分のことは見えない。
最初頂いたキャッチコピーと、
ヒアリング後に導き出したキャッチコピーは
まったく別のものになり、
より魅力の伝わるものになりました。
自分で自分の魅力に気づくのは思いの外難しいものです。
また、ヒアリングする側も、
一旦、自分の価値を横に置いて、
多様な価値観を受け止める姿勢が大事です。
「価値観を受け止め、価値観を伸ばす。」
ヒアリングは、
お客様の魅力を引き出す1番の方法だと考えます。
Stand.fm#53でもヒアリングについてお話ししました。
https://stand.fm/episodes/6146545bd63c8f000699624a
デザインに関するご相談、
ヒアリングをご希望の方は
お気軽にお問い合わせくださいませ。
末筆となりましたが、
写真でご紹介しているのは、
トランぺッター山本健太郎様の名刺用の書体
「元気になる書体」をご用命くださいました。
トランぺッターとのことなので、
楷書より動きがあり、リズム感のある線質を選びました。
山本様の益々のご活躍を心よりお祈り申し上げます。
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